昨日の「
カルトナージュの基本道具」に引き続き、カルトナージュ道具についてお伝えします♪
へらの次に?へらよりも?大事なのが、
直定規 ★★★です。
カルトンを測るのにも裏打ち紙を測るのにも表地・裏地を測るのにも、
作品制作中は何度も何度も登場します。
私は5本程度使っていますが、種類としては3種程になります。
(写真右上から)
シンワ アル助
裏に滑り止めがついたカッティング定規です。カルトンを切る時に使います。
これはすぐれもの!!!長い線を切っている時に定規がズレにくいです。
45cmと
30cmを愛用しています。
60cmもあれば便利かなーと思いますが、
自宅の主な作業環境がA3一回り大きいくらいのデスクなので、
(A3カッターマットと道具類とちょっと材料を置くといっぱいいっぱい)
45cm以上になると逆に使いづらいかもしれませんね(;´▽`A
この定規は文具コーナーには置いてないと思います。
ホームセンターの大工道具コーナーの測量用品あたりで探してみてください♪
両側に目盛りがついた直定規
20cmと40cmを愛用しています。ダイソーで買った100円定規です(´∇`)ゞ
まさに
カルトナージュの楽しみ 8月15日号の使い方ができるので
大変重宝しています。手持ちの定規の中では一番出番が多いです。
金属価格の高騰のせいか、置いている店舗が減ったように思います。
(ローカル情報ですが)ナフコ大久保インター店2Fのダイソーには
20cm・30cm・40cmがそろってましたよ~♪
【私の100均定規考】
「100均の定規は目盛りがいい加減で使えない」という方もいらっしゃいますが、
中身のサイズにmm単位(もしくはそれ以下)で精密に合わせる作品でない限り、
少々のズレは問題ないと考えています。
同じ歪みの定規で測れば、結果作品の仕上がりとしては歪まなかったり、
何mmも誤差があるわけではないですから、組み立て途中で修正することも十分可能です。
15cm金定規
小回りのきく15cm程度の金定規があると、やっぱり作業効率が違います♪
小作品の裏打ち紙のサイズをちまちま合わせる時なんて本当に便利ですよ。
私は
シンワ ピックアップスケール 15cmを使っています。
ピックアップスケールはお尻の部分がちょっと沿っているので、
(その名の通り、テーブルの上で取りやすいような構造みたいです)
ストンと中にハマってしまって取りにくい裏打ち紙を引っ掛けて
ちょいと持ち上げるだけで取れるので、そういう意味でも重宝しています(笑)。
あとはアクリルの方眼定規があったら便利そうだなぁ……。
主な直定規の用途については前述の通りですが、
もうひとつ便利な使い方をお伝えしますね。
アトリエ・ペルシュのオリジナルキット「ブックスタイルの小物入れ」の
レシピから画像を引用します。
ブックスタイルの外側の部分(フタ・背・底)を表地に貼る工程です。
まず最初に面のカルトンを1枚貼り、その両側から定規を当てて、
カルトンの端に適当に目盛りを合わせ、必要な間隔をあけて次のカルトンを貼ります。
(2mmカルトン同士なら間は5mmくらいですかね~)
それを繰り返すことで、簡単にまっすぐカルトンを貼っていくことができます♪